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【軽視できない!】採用や社員満足に影響する「トイレ空間」

オフィス移転・オフィスリフォームを行う際、エントランスや会議室のデザインには関心が高いものの、トイレにはあまりこだわりのない企業が多いようです。

しかし、LIXILが行ったオフィスで働く20代~50代の男女1,000人の調査によると、
オフィス環境で重要視することの第二位にトイレが上げられていました。
(ちなみに第一位は空調でした)
特に女性は7割の人が重要視していると回答しており、気分転換や仕事が一段落した時など、リフレッシュの場所としても化粧室が活用されていることが分かりました。
※参照サイト:http://iinavi.inax.lixil.co.jp/project/project/set/contents/pdf/han_se_1369.pdf

オフィストイレは従業員だけでなく不特定多数の人が利用する場所なので、従業員のためだけでなく、人材採用や会社のブランディングにも影響すると言って過言ではありません。

そこで、今回は気持ちの良いオフィストイレを作るためのポイントをご紹介します。
なお、テナントによっては、ビルが管理しているトイレを利用することもあると思いますので、一からデザインする場合と、すでに設置されているトイレを上手に活用する方法に分けてご紹介します。

<一からデザインする場合のポイント>
●オフィストイレは、清潔感のあるシンプルなデザインが人気です。また、床や壁は抗菌や消臭効果、傷のつきにくいなどの機能性を重視した素材がおすすめです。
●全体的に明るい空間であることを重要視する人が多いです。照明の明るさや設置場所などにもこだわり、また夜でも暗くならない空間デザインにしましょう。
●個室の作りは重要です。擬音装置の設置や、天上までの間仕切りでリラックスできる個室空間を作りましょう。また、個室の数は、男性で10人に1個以上、女性で5人に1個以上が最適だと言われています。
(法律では、男性で60人に1個以上、女性で20人ごとに1個以上と定められています)
●化粧直しや身だしなみやを整えられるカウンターを設置はオフィスの印象がアップすると共に、混雑緩和にもおすすめです。
●カバンをかけるフックや書類がおける小物棚など、オフィストイレならではの手荷物への配慮も検討しましょう。

<テナント内のトイレを上手に活用するポイント>
●清潔感は最も重要です。オフィスクリーニングの活用だけでなく、社内でも掃除当番などを決めて定期的にチェックするルールを作り、常にキレイに保つことが大切です。
●照明の取替えや、故障器機の修理、備品の補充はテナントと連携して使いやすい空間を維持しましょう。お客様も使う場所であることを意識することが大切です。
●特に女性の場合、私物を収納できる小物入れや棚などが設置できると便利です。その他、ティッシュペーパー、除菌クリーナー、消臭剤、ゴミ箱など、便利なアイテムを設置して使いやすいトイレ空間を作りましょう。その際には一度テナントに確認を取りましょう

それでは最後にオフィストイレのデザイン事例をご紹介します。

シンプルデザイン事例①:全体写真

洗面台と、小便器の間に間仕切りを設けていることでプライバシーが守られています。
モップが入りやすい壁掛け式便器が設置され、床も抗菌タイルを敷いているので清潔感があります。

シンプルデザイン事例①:個室空間

天上までの間仕切りはリラックスできるプライベート空間を確保できます。
ダーク色の木材の壁は重厚感があり、落ち着いた雰囲気になりますね

シンプルデザイン事例②:全体空間

同じシンプルデザインでも、明るめの木材を使った場合はこのように暖かい印象に変わります。

シンプルデザイン事例②:個室空間

個室はこのぐらいの広さが確保できた方が、使いやすく必要な備品も整えやすいですね。
最近はウォシュレットの種類も豊富なので予算に合わせて選べます。

お洒落なデザイン事例①:洗面台

カラータイルを貼るだけで、空間全体がお洒落になります。ドアノブを同じブルーに塗っている点もポイントです。
観葉植物を置くのも爽やかな印象になるので良いですね。

お洒落なデザイン事例②:洗面台

こちらは上記の女性用です。赤でまとめられています。
男性用はボウルの洗面台であった一方、女性用はベッセル式のスタイリッシュなタイプを使用しています。限られたスペースでも出窓で換気できると気持ちよく使えますね。

この記事を書いたのは・・

代表取締役
インテリアコーディネーター プロジェクトマネジメント

坪内 雅彦

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