ガラスで透明感を表現した、企業ブランドを高めるオフィスリフォーム
今回ご紹介するのは、分析機器(液体クロマトグラフや質量分析計)およびその関連製品の輸入、販売、サポートをされているお客様のオフィスデザイン事例、米国に本社のある外資系企業様です。
こちらのお客様とは10年以上のおつきあいで、これまで過去3回ほどオフィスデザインをお手伝いさせて頂いたことがあります。
※以前のオフィスデザイン事例はこちら
今回も、これまでの実積とご提案させて頂いたデザインをご評価頂き、ご依頼に至りました。
オフィスの場所は北品川、改装されたのは、受付、ディスプレイコーナーを含むエントランス、そして会議室です。全部で400坪ほどあるオフィスの約200坪をリフォームしました。
これまでの木目調と白を中心としたイメージから、グレートと白に一新し、オープンな空間にすることで企業ブランディングを強化されたいとのご要望を頂きました。
シックで上品な雰囲気。グレーの木目調が魅力の受付
落ち着いた魅力が広がる受付エリア、シックなグレーの木目調がお客様を心地よくお迎えします
こちらは受付です。デザインは大きく変えず、以前の色味を黄色がかった木目調から、グレーの木目調に一新、シックで落ち着いた雰囲気に変わりました。
ガラスの輝きと清潔な白が彩るディスプレイエリア
ガラスの透明な美しさと白の清潔感が広がるディスプレイエリア
クリアでスッキリとしたディスプレイエリア
透明感あふれるディスプレイコーナー。ガラス素材と白の壁で魅力的な展示空間
こちらはディスプレイコーナーです。
以前は、黒い棚だったのですが、今回はガラス素材を使用し、サイドの壁も、木目調から白にすることで、より透明感のある印象に変わりました。
独創的デザインで魅せるお客様の製品が輝くパネルディスプレイ
写真の力で伝える、お客様の事業内容が息づく迫力のあるパネルディスプレイ。
こちらはお客様の製品や事業内容を表現したパネルです。お客様から支給して頂いた写真素材を拡大し、マグネットにして貼り付けています。
お客様から提供された素材を会議室のガラス窓に活用
透明な壁が語る、お客様のビジネスの未来と可能性を映し出す会議室。
こちらもお客様からご提供頂いた素材を加工して会議室のガラス窓に貼り付けています。
パネルアートが織りなす分析機器の会議室。
ビジュアルで表現する、無機質な会議室に響く分析機器のパネルアート。
会議室内にもパネルを飾りました。会議室はどうしても無機質になりがちですが、このような装飾を加えることで、その企業らしさを出すことができます。
分析機器という専門的で一般的にはイメージしづらい事業ですが、このように、オフィス内の特に来客の目に届く場所でビジュアル化して表現すると、企業のブランドやそのストーリーを外部関係者にも分かりやすく伝えることができます。
透明な窓が製品リペアセンターの厳格な作業を明示します。
作業のプロセスが見える、透明ガラスが生み出す製品リペアセンターの魅力。
こちらは製品のリペアセンターです。以前は、窓とドアにスモークが貼られていて、外からは内部が見えない作りだったのですが、今回のリフォームを機に、全面透明ガラスに変えました。作業風景を来客されるお客様にも見てもらおうという試みです。また、社員の方にとっても、見られているという意識を持つことで、モチベーションが上がると共に、部屋を常に綺麗に整理整頓しようという意識は生まれるそうです。
ドアは、大きな機器を手に持ったままリペアセンターへ入れるように、開きドアからスライド自動ドア式に付け替えました。
ラボルームのオープンな窓がつなぐテクノロジーの魅力
ガラス張りの窓から見る未来、最先端テクノロジーが解き放つラボルームの魅力。
こちらは、ラボルームです。製薬、食品、環境、化学工業、ヘルスサイエンス分野における最先端テクノロジーを装備した機器が見学できる部屋です。ガラス張りの窓で、オープンな作りになっています。
円形デスクがつくる柔軟性抜群の執務スペースが待っています。
リラックスと生産性の融合、心地よい空間でアイデアが芽生える執務室の魅力。
こちらは、執務室です。今回弊社がデザインし2年前にリニューアルしたデザインです。営業フロアーでフリーアドレスの執務スペースの中にディスカッションしやすい丸型のデスクを採用していますね。また、ソファでリラックスして話せるスペースや、最近流行しているスタンディングテーブルも設置されており、状況に応じて使い分けできるようになっています。
優れた設備と心地よい空間が共存する休憩スペース。
リフレッシュと集中力の融合、快適な休憩スペースで心地よいブレイクタイムを。
こちらは休憩スペースです。窓面に設置されたハイカウンターは、一人で集中したい時に活用できますね。ウォーターサーバーや自販機、冷蔵庫など嬉しい設備が整っていますね。
今回、平日は同じオフィスで社員の方が通常業務をしながら、休日のみを工事にあてるというスケジュールで進めました。このような仮オフィスを設けない方法は、社員様の負担が少なく、またコスト削減もできるというメリットもありますが、一方で工事期間が長くなってしまうとデメリットもありますので、オフィスリフォームをされる状況に応じて選択する必要があります。
- お客様
- 日本ウォーターズ株式会社
- 業種
- 分析機器(液体クロマトグラフと質量分析計)およびその関連製品の輸入、販売、サポート
- 工事範囲
- 受付・エントランス・会議室周辺
- 坪数
- 200坪
- 設計打合せ
- 工事期間
- お問い合わせから工事完了まで6ヶ月
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