オフィスの床をおしゃれに張り替える3つのポイントとデザイン事例4選
“オフィスを大々的にリフォームする予算はないけど、何か手軽にイメージチェンジする方法はないかな?”
そうお考えの方に、ぜひオススメしたいのが床の張替えです。
オフィスのレイアウトや家具が変わらなくても、床が一新されるだけで空間の印象は大きく変わります。
そこで今回は、オフィスにおける床の張替えでこだわるべき3つのポイントを解説した上で、弊社が実際に手掛けた床デザイン事例を4つご紹介致します。
オフィスのイメージチェンジをご検討中の方は、ぜひご参考にご覧ください!
オフィスの床張替えのポイント1:3種類の床素材と選ぶ上での注意点
オフィスの床の張替えを検討する際は、まずは素材を選ぶ必要があります。
オフィスの床素材は大きく分けて3つあります。
●タイルカーペット
オフィスにおいて最もよく利用されているタイプです。多くのタイルカーペットは1枚あたり50cm四方で作られており、床の大きさに合わせてそれらを組み合わせて貼っていきます。
タイルカーペットは、色や種類が豊富で、パズル状になっているので好きな形にデザイン貼りしやすいのが特徴です。
また、簡単に取りはずしができるのも人気の理由の一つです。
●ビニル床材
ビニル床材は、塩化ビニル樹脂で作られたシート状床材で、表面がつるっとしているのが特徴です。
防水性が高くお手入れが簡単なタイプです。
様々な柄のパターンやデザインがあり、例えば木目調のシートなどはカフェ風オフィスに、コンクリート調シートはインダストリアルデザインのオフィスなどによく使われます。
●天然素材
天然素材には、ウッドや大理石、レンガなどがあります。
天然素材は、シートと違って時間と共に味わいが出てくるのが特徴で、オフィス全体がおしゃれになります。
ただ、お手入れに手間がかかり、またコストがかさむといったデメリットもあります。
オフィスの床素材は、どれでも好きなものを選べるというわけではありません。
床がOAフロアなのかどうかによって貼れる素材が異なります。
OAフロアとは、床の下にネットワーク配線を通すための一定の空間を作り、その上を本来の床とする一段高さのある床のことです。
OAフロアの場合は、取り外しが簡単にできる「タイルカーペット」が主流です。
一方、ビニル素材や天然素材は接着剤が必要で、原状回復工事の際剥がすのが難しくなるのでオススメできません。
一方、OAフロアになっておらず直貼りでできる場合は、どの素材でも選ぶことができます。
まずは、自社のオフィスの床を確認してみてください。
オフィスの床張替えのポイント2:人気のおしゃれなデザイン貼りをご紹介
せっかく床張替えを行うなら、貼り方も工夫してみてはいかがでしょうか。
単純に新しいカーペットやフローリング張り替えるだけでなく、デザイン性を取り入れた貼り方をすると、オフィス空間の雰囲気が大きく変わります。
床のデザイン貼りにおいて最近人気があるのは、企業ロゴや企業カラーを取り入れる方法です。
例えば、会議室や廊下など、床が目立つ場所で一部をくり抜いて企業ロゴや企業カラーをはめ込むという方法は、さりげなく企業ブランディングでき、個性的なオフィスになります。
また、同じ色味でトーンや彩度の違うカーペットを組み合わせた“市松張り”や“グラデーション”なども人気、おしゃれな床になります。
また、フローリングでは、魚の骨のようにV字型に並べる“ヘリボーン柄”が人気で、カフェ風のスタイリッシュなオフィスデザインにぴったりです。
※上記の写真がヘリボーン柄です。
オフィスの床張替えのポイント3:テーマに合わせた色選びが大切
床の色はオフィスの印象を最も大きく変える要素になりますので、オフィス全体のテーマや作りたい世界観に合わせて選ぶようにしましょう。
選び方としては、大きく分けて3つあります。
●ナチュラルでリラックスできる空間:ベージュ・緑・グレーなど
→色を使いすぎず、ワントーンで空間に溶け込むような色味の組み合わせがオススメ
●ポップでアクティブな空間:オレンジ・赤・ブルー・など
→反対色や差し色など、複数の色を組み合わせがオススメ
●高級感があって落ち着いた空間:ブラウン・黒・白など
→品質ランクの高いものを選ぶのがポイント、また、サイドに関節照明を入れるとより高級感が出る
実際に床の色味を変えると、どのようにオフィスの印象が変わるのかをシュミレーションしてみたいという方は、東リのシュミレーションシステムを活用してみてはいかがでしょうか?
https://www.toli.co.jp/floorplan/index.php
東リの商品限定ではありますが、様々な色のパターンを簡単に比較することができます。
また、ワンフロアのオフィスにおいては、床の色味でエリア分けするという方法もあります。
例えば、通路部分だけ床の色を濃くする、あるいは、部署毎、コーナー毎に床の色を変えるといった感じにすると、パーティションや仕切壁の変わりになります。
それでは最後に、弊社で実施した床のデザイン事例をご紹介します。
オフィスの床デザイン事例1:BOS Automotive Japan株式会社様
こちらは、フローリングとカーペットの2素材を組み合わせてデザインした事例です。
コーポレートカラーと同色のカーペットを、企業ロゴの形に切り取ってオリジナルラグを製作、それをフローリングの一部をくり抜いてはめ込んでいます。
床の段差がなくフローリングとラグが一体化しています。
詳しくは、下記のページをご覧ください。
https://work-design.co.jp/showcase/detail.php?c_no=319
オフィスの床デザイン事例2:株式会社エデンレッドジャパン様
こちらは、カーペットを企業ロゴである赤いサークル型にくり抜き床にランダムにはめ込みました。
シンプルなグレーの色味と赤の差し色がおしゃれです。
床だけでなく、柱の壁にも赤いサークル状の企業ロゴをペイントすることで床のポイントが浮かず、
オフィス空間全体がまとまって見えます。
詳しくは、下記のページをご確認ください。
https://work-design.co.jp/showcase/detail.php?c_no=420
オフィスの床デザイン事例3:株式会社日本システムテクノロジー様
こちらは、休憩スペースです。ナチュラルで落ち着いた空間を作りつつも、床の木目調タイルをV字型のヘリボーン貼りにすることで、おしゃれな雰囲気になっています。
柱はタイルではなくリアルな木材を採用しており、それが木目調シートとの組み合わせで程よいアクセントになっています。
詳しくは、下記のページをご確認ください。
https://work-design.co.jp/showcase/detail.php?c_no=388
オフィスの床デザイン事例4:虎ノ門第一法律事務所様
こちらは、高級ラインのカーペットを採用したエントランスデザイン事例です。
シックな黒にリッチなゴールドがおしゃれなジャパニーズデザインのカーペットです。
壁沿いに白のラインを入れて、高級ホテルのラウンジをイメージしています。
詳しくは、下記のページをご確認ください。
https://work-design.co.jp/showcase/detail.php?c_no=440
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