ブリックタイルを使ったブルックリンスタイルのカフェ風オフィスデザイン事例
今回ご紹介するのは、女性向け医療機器の開発・製造・輸出入・修理・メンテナンス事業を手掛けていらっしゃるお客様のオフィスデザイン事例です。
本サイトでご紹介している、ブリックタイルを使ったオフィスデザイン事例をご覧になられてお問い合わせを頂きました。
※参考にして頂いた事例記事はこちら↓
「【オフィスデザイン事例】ヴィンテージでかっこいいデザインのヒミツ 」
ニューヨークのブルックリンをイメージしてデザインしたオフィスは、ブリックタイルを基調としたインダストリアルな空間の中に、ガラス格子やモルタル調クロスなど複数の素材と観葉植物も組み合わせてオーガニック感もある雰囲気になりました。
“無骨すぎない綺麗目インダストリアルなインテリアのオフィスを作りたい”とお考えの方にぜひご参考にして頂きたいオフィスデザイン事例です。
綺麗目インダストリアルなNY風オフィスへリニューアル
オフィスビルのレンガ造りにを最大限に活かし、無骨さと綺麗目を両立させたレイアウト
今回は、オフィスビルの外観・内観が元々レンガを使った建築となっており、お客様からは“このレンガ造りに合うようなオフィス内装にしたい”とのご要望を頂いておりました。
黒が引き締まった印象に。スタイリッシュなエントランス
オフィスビル特注レンガを黒い引き戸が引き締める、都会的な印象のエントランス
こちらはエントランス入口です。
こちらに写っているレンガは、今回の内装で設置したものではなく共用部のもので、こちらのオフィスビル特注なのだそうです。
エントランスへと続く引きドアは元々茶色でしたが、オフィス内装に合わせて黒いシートを貼りました。
ブリックタイルとブラックフレームが際立つエントランス
透明ガラスと黒フレーム・レンガが織りなすブルックリン風のスタイリッシュ空間
こちらはエントランスです。
会議室へと続く壁には、リアルなブリックタイルを貼り付けました。こちらのブリックタイルは、「CAN’BRICK」の“STD-30 Flat”というタイプで、重厚感のある濃い目のカラーです。
お客様のご要望で、ステンレスの切文字にした社名板をピン立てしました。
床は「ナガタ」の木目調シートを貼っています。
ウェイティングスペースには、“ノットアンティークス”というサイドテーブルと、“ムート”というラウンジチェアを合わせました。
どちらも「FLYMEe」というネットショップで購入したものです。
照明は既存のものを撤去して、ダウンライトとガラスシェードのペンダントライトを設置しました。ペンダントライトはテーブル・チェアと同じ「FLYMEe」で購入しました。
会議室との仕切りパーティションには透明ガラスを採用しました。格子のフレーム部分がブラックなのでスタリッシュな雰囲気になっています。
右側にあるドアも上品なデザインのガラス開き戸で、こちらは「サンワカンパニー」の“クアドロスリム”を採用しました。特注サイズです。
海外風オフィスを演出する会議室インテリアチョイス
ガラスボールの照明やガラスドアにもなじむ、万能な「KANADEMONO」のテーブルを採用
こちらは、会議室の内部です。
テーブルは、「KANADEMONO」のものを採用しました。
深みのあるブリックカラーの天板としっかりした黒の脚がとてもバランスの良いデザインで、お客様にもとても気に入っていただけました。
チェアは、ネットで購入したものを合わせています。
照明は、高級感のある「EL JEWEL LIGHTING」の“REBLE(デザインガラスボールシェード照明)”を吊るしました。
社長ブースへと続くドアは、「神谷コーポレーション」の“フルハイトドア”です。壁と同化させて目立ちにくくさせるために、高さが天井まであってドア枠がなく、また幅のコンパクトなものを採用しました。
ブーメラン型デスクで、効率的なワークスペース
コミュニケーション・作業の快適さはそのままに、統一感をもたせたワークスペース
こちらは業務スペースです。
左隅に入り口があるのですが、エントランスからの一体感をもたせるべく、ブリックタイルを業務スペースの内部まで延長させました。
壁には、モスとフェイクグリーンがミックスされた装飾を施しました。
こちらはオフィス工事完成後に追加したもの、お客様のイメージをもとにワークとグリーンのデザイナーとで調整して設置しました。
デスクのレイアウトは、“ブーメラン型にしたい”というお客様からのご要望を元にご提案しました。各アイテムはお客様ご自身で購入されています。
間仕切りとチェアは以前のオフィスからの転用です。
座席は、コミュニケーションの取りやすいリンク式レイアウトになっています。
柱にはブリックタイル調のシートを貼りました。
エントランスに貼ったブリックタイルと比較すると、明るく薄い色味のものです。
簡易的ですがブリックの統一感を執務空間にも広げています。
会議室とテイストを合わせたオシャレな社長ブース
気分に合わせて絵画を掛け替えられる、シンプルながらもスタイリッシュな空間を演出
こちらは社長ブースです。
壁の一部には、エントランス・会議室と同じリアルなブリックタイルを貼りました。
デスク、チェア、収納棚はお客様にて手配されたものです。
絵画は、会議室と同じテイストのもので、気分によって掛けかえを楽しめるようにセレクトしました。
重くなりすぎず洗練された倉庫空間を実現
医療機器の収納・搬出入に最適な倉庫スペース
こちらは倉庫です。
お客様がお取り扱いされている、女性向けの医療機器などを収納し、発送するスペースとなっています。
今回のオフィスデザインは、ブリックタイルを随所に取り入れて統一感を出しながらも、ライトなイメージをもたらす素材や、黒・ゴールドといった色味を取り入れてることで、空間全体が重くなりすぎず、洗練された空間となるように工夫しました。
完成したオフィスをご覧になられたお客様からは、“オフィスの中にカフェが出来たみたい”とお喜びの声をいただき、弊社としても嬉しい限りです。
- お客様
- ウィメンズヘルス・ジャパン株式会社
- 業種
- 医療機器の開発、製造、輸出入、修理、メンテナンス
- 工事範囲
- エントランス、業務スペース、会議室、社長
- 坪数
- 60坪
- 設計打合せ
- 約1ヶ月
- 工事期間
- 約20日間
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