【調査レポート】中小企業は週5出勤が7割以上！今、社員がオフィスに期待することは？

まず現在のオフィスへの出勤頻度をお聞きしたところ、最も多かったのは「平日毎日出勤している」で70％以上、ついで「週4回」「週３回」がそれぞれ６％という結果でした。新型コロナウイルスの影響でテレワークが推奨されている中、実際に完全在宅ワークを実施している割合は限りなく少ないことが分かりました。

次に、勤務時間中どのぐらいオフィスの中で過ごしているかをお聞きしたところ、最も多かったのは、「勤務時間の75％以上」で70％にのぼります。
ついで、「勤務時間の50％以上80％未満をオフィスで過ごしている」が約15％となっており、多くの人がオフィスで長く過ごしているということが分かりました。

次に、オフィスにおける座席形態についてお聞きしたところ、最も多かったのは「固定席」で84.5％以上にのぼり、ついで「フリーアドレス」がは約11.5％、「グループアドレス（チームごとの固定席）」は4％という結果でした。
フリーアドレスの人気が高まってきている一方で、実際にはまだ固定席のオフィスが多いようです。

※下記の記事では、フリーアドレスを導入する際に役立つ情報をまとめています。
「事前チェック必須！フリーアドレスにする際必要となるオフィスツールとは？」

次に、今のオフィスに対する満足度をお聞きしたところ、16％が「満足」、49％が「どちらかと言えば満足」を選択している一方、「不満」も9％、「どちらかと言えば不満」は26.5％という結果でした。
3割以上の人が、オフィスに対して何かしらの不満を持っていることが明らかになりました。

上記の質問において、「不満・どちらかと言えば不満」を選択した人に、その要因をお聞きしたところ、最も多かったのは、「オフィスフロアの狭さ」で39.4%、ついで、「休憩スペースの問題」が32.4％、「収納スペースの問題」が29.6％という結果でした。また、「レイアウト・導線が悪い」を選択した人も29.6％と、比較的に多い結果となりました。

次に、オフィス環境が日々の業務に影響を与えているかどうかをお聞きしたところ、
「とても影響する」を選択した人が21.5％、「やや影響する」が55.6％、なんと約8割の人が何らかの影響を与えると回答しています。

上記の質問に続いて、オフィス環境が具体的に業務のどのようなことに影響を与えているかをお聞きしたところ、最も多かったのは「仕事の生産性」で63％、ついで「仕事に対する意欲」も59％以上にのぼりました。
生産性と意欲という、企業成長に必要不可欠な要素に影響を与えていることが分かりました。

次に、今必要としているオフィスの設備環境をお聞きしたところ、最も多かったのは「業務に集中できる環境が用意されている」で47.5％、ついで「狭さを感じない（ゆとりを感じる）」が33％、「自分の仕事や身体にあった机の広さが確保されている」が29.5％という結果でした。
また、清潔感や整理整頓といった内容を選択した人も比較的多かったです。

※下記の記事では、集中業務に最適な完全個室のワークブースをご紹介しています。
「各メーカーのTEL BOX比較ご紹介」

最後に、オフィスデザインにおける理想をお聞きしたところ、最も多かったのは「信頼や落ち着きを感じるデザイン・内装」で44％、ついで「カフェ風・ナチュラルな雰囲気」で22.0％でした。一方で、「特にデザインや内装に対する希望はない」という人も30.5％と少なくないことが分かりました。