オフィスメンテナンスで快適な職場環境を維持する方法
オフィスメンテナンスとは、オフィスの内装・家具・設備・レイアウトなどを定期的に見直し、整備することです。
どんなに完璧なオフィスを作っても、時間と共に様々な部分が変化したり消耗したりすることは避けられません。
快適な職場環境を維持するためには、オフィス全体を定期的にチェックして、その時の状況に合わせて手を加えることが大切です。
そこで今回は、色々なオフィスメンテナンスの中でも“内装”にフォーカスして、その方法を解説致します。
“こだわって作った大切オフィスをできる限り長くキレイに保ちたい”とお考えの方は、ぜひご参考にご覧ください。
内装のオフィスメンテナンスとは?概要や必要な理由を解説
オフィスメンテナンスの中でも、壁・床・天井・家具・装飾といった内装のメンテンナンスは、目に見えるものなので特に重要です。社員のモチベーションや生産性にも関わります。
●すべてのオフィスに経年劣化は起きる
どんなに高品質な内装を施しても、何もしなければ、汚れたり色あせたり壊れたりといった劣化が起こってしまうものです。
しかし、定期的なオフィスメンテナンスを行うことによって、劣化スピードを遅らせたりリニューアルさせたりすることが可能です。
●自社行うOR専門業者に依頼する その違いとは?
内装のオフィスメンテナンスには大きくわけて2つの方法があります。
一つは、自社で行うという方法です。
最近は、市販のクリーニング剤やDIYアイテムなどが充実していますので、自社内で対応できることもたくさんあります。
もう一つは、専門業者に依頼するという方法です。
プロにお願いすることで、専用機器を使ったクリーニングや家具の修繕などができ、効率的にメンテナンスを進めることができます。
通常ではクリーニングできない素材や形のものに対応している業者もあり、諦めていた汚れを落とせることもあります。
ここからは、オフィスメンテナンスの方法を具体的にご紹介しています。
オフィスメンテナンスの方法:床の汚れ
床は、オフィスの中でも汚れやすく、また最も目に付きやすいので、オフィスメンテナンスにおいて一番最初に行うべき部分です。
床をキレイに保つためには、掃除機等を使った日々のお掃除や、外の土やホコリをできる限りオフィスに入れないということが大切なのですが、1年に1回は床面洗浄機を使った本格的なクリーニングを行うのがおすすめです。
●タイルカーペットの場合
・床面洗浄機でパイルの中に染み込んだ汚れを除去しましょう。
・時に汚れがひどい場合は部分的な張替えも可能ですが、5年に1回ほどは全体張替えを行う必要があります。
●フローリングや塩ビシートの場合
・床面洗浄機でフロア洗浄やワックスがけを行いましょう。
・フローリングが塩ビシートは、部分的な張替えが難しいため、5年に1回ほどは全体張替えを行う必要があります。
オフィスメンテナンスの方法:壁の汚れ
壁は、傷や匂いがつきやすく、また日焼けによる色の劣化が起こりやすい場所です。
壁をできる限りキレイに保つためには、家具の接触等による擦れに注意することが大切です。
匂いや日焼けについては、避けられない劣化でもありますので、5~7年に1回は専門業者による壁紙のクリーニング・塗装・張替えといったメンテンナンスを行いましょう。
壁紙ではなくレンガや石といった天然素材を使っている場合は、大きなメンテナンスは必要ありません。
壁のメンテナンスと同時に抗菌サービスを利用するのもおすすめです。壁だけでなく床や什器など、オフィス全体を抗菌できるのでコロナ対策にも最適です。
オフィスメンテナンスの方法:家具の汚れ
家具は、素材や形が様々なのでメンテナンスが難しいと思われている方が多いと思います。
例えば布地の家具の場合は、はたきやブラシでホコリや汚れを除去するというのが基本となります。
皮製の家具場合は、柔らかい布での乾拭きが基本となります。
できるだけ水を避ける必要がありますが、汚れが目立つ場合のみ、固く絞った雑巾に少量の中性洗剤をつけて部分的に拭き取りましょう。特に本皮の場合、カビが発生しないようにしっかり乾かすことが大切となります。アルコールやシンナーといった薬剤は使用できません。
自力では本格的なクリーニングが難しい場合でも、専門業者にお願いすることで特殊な洗浄水や洗浄液を使って汚れを除去できることもあります。どうしても汚れが取れない・気になるといった場合は、専門業者に相談してみるのがおすすめです。
オフィスメンテナンスの方法:家具や扉のがたつき
家具や扉のがたつきについては、放っておくと思わぬ怪我や事故の恐れもあるため、きちんとメンテナンスすることがとても大切です。
ちょっとしたネジの緩みであれば、工具を使えば自身で調整できることが多いです。
故障させないためには、日常的に丁寧に取り扱うことや、容量を超えた量、重さのもので負荷をかけないといったことが大切です。
表面の塗装や、部品の取替え、扉の開閉・施錠・引き出し・スライド部分などの調整については、取り扱いメーカーまたは専門業者に依頼しましょう。
メーカーによっては、無料保証期間がついている場合もあるので、購入の時点でしっかり確認し、保証書等は補完しておくようにしましょう。
オフィスメンテナンスの方法:オフィスグリーン
オフィスグリーンは、オフィスの空気を爽やかにしてくれる人気の装飾ですが、メンテナンスを怠ると、逆にオフィスを汚く見せてしまうので注意が必要です。
日々の水やり以外にも、剪定、日当たり・風当たり・室温などを考慮した場所の入れ替え、植物の大きさに合った鉢への植え替えなどを定期的に行いましょう。
メンテナンスの手間をかけられない場合や、植物のタイプに合わせた肥料やり、季節に合わせた植物の入れ替えなどを行いたい場合は専門業者に依頼しましょう。
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※オフィスグリーンについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
「緑のプロが伝授!リフォーム前に知っておきたいオフィスグリーンのイロハ」
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