5つの事例を元に解説!コストを抑えて理想のオフィスデザインを実現させる方法
“希望するオフィスデザインにしたい、でもコストはできる限り抑えたい”というのは、オフィス移転やオフィスリフォームをする方の多くが望まれることだと思います。
オフィス創りは、内装の素材やデザイン、選ぶオフィス家具、電気・空調・セキュリティの設備工事などによって、かかるコストが大きく変わってきます。
そこで今回は、オフィスデザインに関する希望を叶えながらもコスト削減に成功させた事例をまとめてご紹介します。
共通しているのは、明確な優先順位をつけていること。
下記では、その具体的な方法をご紹介していますので、ぜひご参考にご覧ください!
参考にしたいオフィスデザイン事例①:各種作業をお客様が行うことでコスト削減
こちらは、オフィス全体のレイアウト変更と一部リフォームを実施された事例です。
お客様が重要視されたのは、
・フリースペースを作って社内のコミュニケーションを活性化させること
・オンラインミーティングが開きやすい環境を整えること
の2つ。
そこでまず、業務スペースのレイアウトを見直してフリースペースを作り、そこに畳の小上がりやスモールテーブルとチェアなどを設置、さらに、広めの個室型ワークブースも4台設置しました。
一方、座席のレイアウト変更といった軽い什器移動や電気配線の変更、大型什器の移動に伴う事前準備、といった作業の多くは、お客様ご自身で行っていただきました。
その結果、すべての作業を弊社で請け負うよりも、約60万円ほどコスト削減することができました。
※詳しいオフィスの創り方は、こちらの事例記事で詳しく解説しています。
「コストを抑えて素敵にリフォーム!フリースペースのオフィスデザイン事例」
参考にしたいオフィスデザイン事例②:オフィス家具の転用で購入・廃棄コストを削減
こちらは、これまで別々だった本店及び2支店を統合し、広い場所へオフィス移転された事例です。
お客様が重要視されたのは、ONとOFFがしっかり分けられた職場にすること。
そこでまず、お客様がこれまで使用されていたオフィス家具をすべて拝見し、転用できるもの選定、内装もそれに合わせて考えました。
余談ですが、収納棚などは転用しやすい傾向があります。
一方、OFFのときに使われる休憩スペースやファミレスブース、ワークブースなどは、思い切って新しいものを導入し、快適環境を整えました。
142坪という広いオフィスだったこともありますが、結果的に、すべての家具を新調するより1,000万円近くのコストを削減することができました。
※オフィスの様子はこちらの事例記事でご覧いただけます。
「緩やかなエリア分けでONとOFFが自然と切り替わるオフィスデザイン事例」
参考にしたいオフィスデザイン事例③:スライディングウォールの素材を選ぶことでコスト削減
こちらは、業務場所としても研修・セミナー会場としても使えるオフィスを設けられた事例です。
お客様が重要視されたのは、可動式の間仕切りを取り入れて、簡単に開閉できるようにすること。
そこで、オフィス内にスライディングウォールを設置して、用途に応じて手軽にレイアウト変更できるようにしました。
ただ、一般的なガラスのスライディングウォールだとかなり高額になってしまうため、アクリルパネルのものを採用し、コストを削減しました。
こちらもブラックフレームが細くスタイリッシュなデザインのものですが、ガラス素材のタイプに比べて、約400万円近くコストを下げることができます。
ただ、防音性が低く、傷がつきやすいという点は、あらかじめ認識しておく必要があります。
※弊社のお客様にも大人気のオフィス事例、こちらで詳しくご紹介しています。
「スライディングウォールを使った手軽にレイアウト変更できるオフィスデザイン事例」
参考にしたいオフィスデザイン事例④:元々の内装を最大限活かすことでコスト削減
こちらは、税理士のお客様のオフィスデザイン事例です。
お客様が重要視されたのは、元々の内装を活かすこと。
入居された場所が、元々、コンクリート打ちっぱなしの壁であったり、スタイリッシュな木目調の床であったりとスタイリッシュな内装だったので、それらを最大限に活かすようにしました。
結果、内装全体に手をいれるよりも、200万円近いコスト削減となりました。
一方、オフィス家具については「オカムラ」や「内田洋行」といった高品質なものを導入、造作棚なども取り入れ、おしゃれで洗練されたオフィス空間にまとめています。
※オフィスの様子は、こちらの事例記事で詳しくご紹介しています。
「元々の内装を活かした、シンプルでスタイリッシュなオフィスデザイン事例」
参考にしたいオフィスデザイン事例⑤:居抜き物件でコスト削減
こちらは、居抜き物件に移転されたオフィスデザイン事例です。
お客様が重要視されたのは、居抜き前の内装を出来る限り活かしつつ、スタイリッシュな空間にすること。
そこでまず、床は張替えをせずクリーニングを実施、壁、天井はきれいだったので、そのまま活用しました。
また、会議室にあったカッシーナの高級家具を、以前入居されていた企業からお客様が買い取られ、転用されました。
一方、業務スペースのデスクとチェアは、「KANADEMONO」や「オカムラ」といった品質の高いものを新調することで、お客様仕様の居心地の良い空間に整えました。
結果、内装や家具をすべて新しくするよりも、約500万円ほどのコスト削減に繋がっています。
※居抜き前・居抜き後の比較は、こちらの事例記事でご覧いただけます。
「おしゃれなオフィス装飾を活かした、居抜き物件のオフィスデザイン事例」
お気軽にご連絡下さい!