【代表インタビュー】お気に入りのインテリアで彩ったデザイナーズオフィス
今回は、スキンケアやヘアケアなどの生活用品を輸入・開発されていらっしゃる株式会社アクシス様に、オフィスへの思いやこだわりについてインタビューしました。
2年前に移転されたオフィスは113坪を8名で使われているという贅沢空間で、透明ガラスで仕切られたオープンなワンルームには、代表の中島様、松岡様が厳選されたおしゃれな家具が並んでいます。
創業からこれまで、27坪、37坪、67坪とオフィスを移転されてきた同社が、今回はどのような思いでこのデザイナーズオフィスを創られたのか?代表のお二人にお話をお聞きしました。
ーまずは、貴社の事業内容を教えてください。
弊社の事業は、生活用品・食品の輸入や開発です。
主に、インドネシア・マレーシアの会社とパートナーシップを結び、現地の商品を卸したり、新しく開発・製造したりしています。
主力商品の一つは「Oxygenizer(オキシゲナイザー)」という高濃度酸素水です。
こちらは、マレーシアで最も有名なメーカーの一つである“ROウォーター社”のもので、16年ほどお取引させて頂いています。
また、スキンケア用品では「Leivy Naturally(レイヴィー・ナチュラリー)」という、ゴートミルクを使ったブランドを取り扱っています。
こちらは、インドネシアのスーパーマーケットで同ブランドのボディソープを見つけたのがきっかけでした。
日本に持ち帰って実際に使ってみたところ、びっくりするほどお肌がしっとりつるつるになったので、“ぜひ弊社でお取り扱いさせて頂きたい!”と、製造元のマレーシアの会社に直接メールしたり電話したりしてコンタクトを取り、パートナーシップを結びました。
今では、日本向けの商品を一緒に開発したりしています。
その他にも、インドネシアのヴァージンココナッツオイルを使った「Joy.coco」というブランドなど、現在弊社ではお取り扱いしている商品は100種類ほどになります。
ー貴社のお話を聞いていると事業への熱意が伝わってきます。
弊社の強みは、商社力と商品開発力、その両方を兼ね備えているところです。
コロナ前は2ヶ月に1回ぐらいのペースで海外に足を運び、現地企業との信頼関係を築いてきました。
最近はオンライン商談が可能な環境ではありますが、何か行き違いが起こった際は普段から直接お会いしているかしていないかで、交渉結果が大きく変わってくると感じています。
コロナも落ち着いてきて近々出張が再開できるのでホッとしています。
商品については、長く愛される商品を開発したいという思いがあるので、早く市場に出すことよりも、市場調査やマーケティングなどにじっくり時間をかけて作るようにしています。
中には、構想からリリースまで2年以上かけた商品もあります。
ー貴社の組織体制を教えてください。
弊社は現在、社員6名と経営者2名の計8名組織です。
今2名が産休に入っているので、現状は出勤している社員は4名ですね。
少数精鋭です。
オフィスは創業以来ずっと立川にあります。
最初は27坪のオフィスだったのですが、その後37坪、67坪と移転して、今回は以前の倍の113坪まで拡大しました。
ーワークへオフィスデザインを依頼されたきっかけを教えてください。
※上記は以前のオフィス写真です。
ワークさんとは、67坪の前オフィスへ移転する時に、Webサイトへお問い合わせしたのが出会いでした。
その時は数社のコンペをさせて頂いたのですが、ご提案内容もさることながら、事前にオフィスを見に来られるなど、ご担当の方々の丁寧な対応に好感を持ったのでワークさんに決めました。
以前のオフィスは、フロアが三角形で中に2本の柱が立っているという少し特殊な作りだったのですが、それを上手に活かしたレイアウトを組んで頂きました。
また内装についても“開放的で明るい空間にしたい”というこちらの要望を見事に叶えてくれました。来社されたお客様からも、よくオフィスを褒めて頂きました。
※以前のオフィスデザインについては、こちらで詳しくご紹介しています。
「おしゃれなガラスフィルムに注目!開放感のあるオフィスデザイン事例」
ー今回は、113坪と以前の倍の広さのオフィスへと移転されましたね。
少し増員したいな…と考えた時に、以前のオフィスにデスクを増やすというのは気が進まなかったんです。
また当時コロナの影響で、出展する予定だった展示会や出張・研修などが中止になり、予算が残っていたこともあって移転を決意しました。
社員6名と経営陣2名で使うのに113坪はちょっと広すぎるかな…とも思ったのですが、せっかく移転するのであれば、前よりはランクアップした場所にしたいと思い、このビルに決めました。
家賃は倍になりましたが、今となっては思い切って移転してよかったと思っています。
ー新しいオフィスをデザインするにあたって、こだわられた点を教えてください
一番こだわったのは、開放感です。
仕切られている空間が好きではないので、エントランスから、会議室、業務スペース、フリースペースまで一望できるようにしてもらいました。
間仕切りが透明ガラスなのですが、以前お客様がこのガラスの存在に気づかず、思いっきりぶつかってしまったことがあるんです。笑
今はブランドのロゴシールなどを貼って、ガラスの存在が分かるように対策しています。
ワーキングデスクにもこだわり、120°型のブーメランデスクを採用しました。
以前務めていた外資系企業のオフィスのワーキングデスクが、大きくてゆったりしたタイプのものでとても仕事しやすかったので、それを踏襲しています。
あとは、観葉植物をたくさん置きたいというのも要望として伝えました。
観葉植物があると、空気が澄んで気持ちよく過ごせますし、心が癒やされる感じがします。
以前のオフィスでも植物を置いていたのですが、今回は広くなったのでさらに数や種類を増やすことができました。
ー今回、家具についてはすべて中島様、松岡様がセレクトされましたね。
元々2人とも家具やインテリアが好きなんです。
今回は家具を一新しようと、オカムラやコクヨの展示ルームにも足を運び、気に入ったものをセレクトして楽しんでコーディネートしました。
オフィスの半分は、バーカウンターや、リクライニングチェア、ソファなどが置かれたお家のリビングの様なフリースペースになっていて、社員もミーティングや休憩などで自由に使っています。
先日、joy.cocoから「airy eye shadow」という新商品がリリースされたのですが、ちょうどこのフリースペースで色味やパッケージについて社員の意見を聞いたりしていました。
※新しいオフィスの様子は、こちらの事例ご紹介記事でも詳しく解説しています。
「ガラスと光とグリーンと…心までオープンになるオフィスデザイン事例」
ーオフィスのお手入れは、普段はどのようにされているのですか?
ビル側の管理サービスの一つとして、毎週2回専門業者によるお掃除が入っています。
観葉植物については、毎週1回販売店の方にお手入れに来てもらっています。
通常のメンテナンスはもちろんこと、植物の種類や状態に応じて場所の入れ替えなども行ってくれるので、安心して任せています。
私達自身もオフィスを大事に使うように心がけて使っています。
せっかくこんなに素敵にデザインして頂いたので、できる限り綺麗に保ちたいなあと思っています。
ーこちらのオフィスに移転して何か変化したことはありますか?
新しいオフィスは、以前のオフィス以上に“素敵ですね!”と、外部の方から褒めていいただくことが増えましたね。
来社される多くの方が、入り口から一歩中に入って広がる異空間に、アッ…!と驚かされるとおっしゃいます。
また、“こんな素敵なオフィスでぜひ働きたい!”と入社を希望していただくことも増えました。
先程もお話した通り弊社は少数精鋭なので、社員をどんどん増やしていくというスタンスではないのですが、そのようにおしゃっていただけるのはとても嬉しいです。
そして私達自身もこのオフィスを本当に気に入っています。
オフィスは毎日8~9時間過ごす場所なので、社員にとって居心地の良い場所であることが一番大事だと思っていますが、移転してからは業務へのモチベーションが以前にも増して上がっているように感じます。
私は休日出勤することもあるのですが、この空間が本当にすばらしいので、お休みの日に仕事をしていても全然憂鬱になりません。
このようなおしゃれなオフィス空間を一緒に創って頂いたワークさんには本当に感謝しています。
担当の芹口さん、上山さんは本当に対応が丁寧で、前のオフィスよりもさらに素晴らしい空間をデザインして頂きました。
ワークさんと弊社はセンスが合うのだと思います。
次回移転する際には、御社ご指名でご相談したいと思っています。
ー今後計画されているリフォームなどがあれば教えてください。
今のオフィスに満足しているので、改善したい場所などはないのですが、強いて言うならば“ミュージックルーム”を充実させたいですね。
趣味でジャズバンドを組んでおりまして、奥の部屋に練習用のドラムセットを置いているのですが、そこにギターやピアノなども置けたら嬉しいです。笑
ー代表お二人の個室などを作るのはいかがですか?
社員と同じ空間で仕事したいので、私達の個室は必要ないですね。
毎日顔を見ることで一人一人の様子を知るすることもできますし、社員も相談しやすいと思うんです。これからも社員全員同じ空間で一緒によい仕事をしていきたいです。
(編集部より)
2年ぶりに訪問したオフィスは、完成した時の綺麗なままで、とても大切に使われていることがよく分かりました。
インタビューでは、普段はお聞きできないような、事業秘話もお話いただき興味深く聞かせて頂きました。これからも、まだ日本にない新しい製品が生み出されていくことを楽しみにしております!
この度はありがとうございました!
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