トップ仕事場創りのアイデア集 > 【オカムラショールーム見学前編】フリーアドレスで作る新しいオフィス環境

オフィス家具・収納

遊び心のあるオフィス

オフィスレイアウト

【オカムラショールーム見学前編】フリーアドレスで作る新しいオフィス環境

より快適なオフィスを作るコツは、様々なオフィス家具やツールを見て、触って、実際に使ってみることです。
そこで今回は、オフィス家具のリーディングカンパニーである株式会社オカムラのショールーム見学に行ってきました。

こちらのショールームは、同社のオフィス家具やツールが展示されているだけでなく、最新のオフィスデザイン事情や、これからの時代に求められる働き方の新潮流にも触れることができる体験型施設です。

オフィスリフォームを検討中の企業はもちろん、オフィス環境を根本から見直したいと考えている経営者の方にもおすすめです。

前編となる今回は、ショールームでお聞きしたオフィスに関する最新情報や内部の様子をご紹介していきたいと思います。

オカムラが考える、ワーカーにとって働きやすい“フリーアドレス”とは?

ショールームを見学する前に、まずオフィスデザインにおける今のトレンドをオカムラの担当者様にお伺いしました。

今“ABW”というワークスタイルが注目されているそうです。ABWとはActivity Based Workingの略称で、場所と時間を自由に選択できる働き方のこと。固定席に縛られず、オープンフロアやBOX席、カウンターやカフェルームなど好きな働き場所を選ぶことができ、また、時間についても就業時間に縛られず、業務に取り組むタイミングを自分自身で決めることができるという、まさに自由な働き方の新潮流です。

ご担当の方によると、このABWを自社のオフィスへ導入しようと計画している企業が今増えているそうです。そしてその手段の一つとして、自由に席を選べる“フリーアドレス”を実践したいとご相談されることが多くあるそうです。
しかし、フリーアドレスはただ導入するだけでは、かえって働きにくい環境を作りだすとのこと、成功させるにはフリーアドレスのメリットを理解し、自社に合った導入スタイルを熟考することが不可欠なのだそうです。

事前に認識しておきたい、フリーアドレスにする4つのメリット

フリーアドレスの導入メリットは大きくわけて4つあると言います。
1)自立的な働き方を促進できる
ワーカーが毎日自分で場所や人を選ぶことになるので、自発的な行動力が身につきます。
2)ワーカー間の交流が深まる
部署やチームを超えたコミュニケーションが活性化され、ワーカーのクリエイティビティも高められます。
3)増員にたいして柔軟に対応できる
レイアウト変更をする際大掛かりな工事が不要になり、ランニングコストも抑えることができます。
4)オフィス内の面積効率良くなる
社員数ではなくオフィスでの在籍人数に合わせて席数を考えられるので、場所を有効活用することができます。

フリーアドレスを導入する際に考えておくべき「導入範囲」と「座席範囲」

より効果的なフリーアドレスを実現させるには、その企業の組織体制や働き方に合わせて「導入範囲」と「座席範囲」を選択することが大切なのだそうです。

まず導入範囲には、制限がない全席フリーアドレスの“オールフリーアドレス”と、グループごとで範囲の指定ができる“グループアドレス”があります。

オールフリーアドレスは、スペース効率が良く、部署を超えた偶発的なコミュニケーションを生むことができる一方、話したい人を探さなければならなくなるのが難点です。
一方、グループアドレスは、行動範囲が狭まるゆえにチーム内の結束力が強まる一方、閉塞感が生まれ他部署との交流が減る傾向が強いのが難点です。
フリーアドレスが初めての企業にとっては、グループアドレスから始める方が導入しやすいかもしれません。

座席範囲には、同じ形の座席島から座る場所を自由に選ぶ“ユニバーサルレイアウト”と
カウンターテーブルや、個室、ソファ席など、様々な種類の中から自分の好きな席を選ぶ“アクティブセッティングレイアウト”があります。
これは、オフィスでの業務が、個人業務中心なのかチーム作業が多いのかで選択するのが良いそうです。

最終的にフリーアドレスの導入を決定する前には、今一度この仕組みが自社に合っているかどうか?
また、ルール、ICT、レイアウト、家具が伴っているかどうか?を見直すことが成功のポイントです。

“快適な働き方”を体現したオカムラショールームの内部をご紹介

オカムラのショールームでは、受付で荷物やコートを預かってくれるので、身軽にゆっくり見て回ることができます。
事前予約制になっており、自由に見学可能ですが、希望者に対してはショールーム内を担当の方にご案内をお願いすることができます。また、必要であれば当日受付も可能なのだそうです。

ショールームは3エリアに分かれており、すべて見ていると2時間ほどかかってしまうとのことなので狙いを定めて計画的に回るのがおすすめです。

内部は、今話題の家具や新製品を集めたコーナー、デスク展示コーナー、イス展示コーナー、役員室や会議室などのモデルルームコーナー、病院・学校といった特定施設向けのコーナーなどに分かれているので、目的に合わせて効率的に見学することができました。

気になる製品は、自由に触ったり使ってみたりしながら、デザインや機能性を確認することができ、また担当の方にこちらのニーズをお伝えすると、それに合ったおすすめの製品をご紹介頂けるので、カタログだけで選ぶよりも、最適な一品をチョイスすることができます。

また、多くの商品が他の家具とコーディネートされた状態で展示されており、実際にオフィス内に置いた場合の大きさや雰囲気をイメージしやすい作りになっています。

また、こちらのショールームの特徴は、オフィス家具やツールを展示しているだけでなく、オカムラが長年研究してきた“ワーカーの最適な働き方”に関する情報も公開されていることです。

例えば、“現状のABWに対する意識調査”や、“業務パフォーマンスを上げるために必要なオフィス要素”など、同社がワーカーにリサーチして得たオフィスに関する様々な興味深いデータがパネルで紹介されています。
また、これらの研究結果を元にまとめられた「オカムラ働き方改革10のキーワード」がホワイトボードに明文化されているなど、オフィス全体の環境作りに役立つ情報が満載です。

商品の展示方法にも工夫がありました。
例えば、デスクコーナーでは、デスクとデスクの間の通路に必要な幅サイズや、長テーブルに設置するイスの最適な脚数などが商品を使って提案されており、帰社してすぐに実践できるオフィス改善ノウハウを得ることができます。

株式会社オカムラは、単なるオフィス家具メーカーではなく、快適な働き方を考えるラボラトリーの役割も果たしているのだと思います。

前編記事は以上です
後編では、ショールームの中でもっとも印象的だったオフィスツールと、これからオフィスをリフォームされる方におすすめのオフィス家具10選をご紹介します!

今回見学したオカムラガーデンコートショールームの詳細

●オカムラガーデンコートショールーム
所在地:東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニ・ガーデンコート3F
電話:03(5276)2001
開館:午前9時~午後5時30分(土曜 午前10時~午後5時)
休館日:日曜、祝日
公式サイトはこちら:http://www.okamura.co.jp/company/showroom/

この記事を書いたのは・・


マーケティング部

赤澤恵子

書いた記事をすべて見る