空間を広く見せるデザインのコツ【50坪~100坪】
“一般的にオフィスデザインというのは、最低どのぐらいの広さから依頼するものなのでしょうか?”というご質問をよくいただきます。
大体50坪以上のオフィスであれば、自社でレイアウトを組むよりもデザイン会社に依頼した方が、空間を効果的に使ったよりイメージ通りのオフィスになるのではないかと思います。
反対に、50坪以下でしたら、自社内で構成を考えたりオフィス家具をえらんだりとコーディネートしてみるのも、そこまで大きな負担にならず楽しめると思います。
また、エントランスやミーティングルームなどオフィスの一部のみデザインを依頼するといった方法もあります。
いずれの広さであっても、オフィスデザインはデザイン会社へ完全に委ねるのではなく、何か自社で考えたもの、選んだもの、作ったものを取り入れましょう。その方がオフィス自体に愛着がわき、社員の同士のチームワークにも繋がります。
それでは今回は、最も依頼の多い50坪~100坪のオフィスデザイン事例を2種類ご紹介します。
北欧スタイルのショールーム兼オフィスデザイン事例 ~オフィスの入り口~
まずは、60坪のスウェーデンのアウトドアブランド・ホグロフスのショールーム兼オフィスデザイン事例です。
オフィスの入り口は、ダイナミックな山並のグラフィックシートでブランドイメージを伝えています。
北欧スタイルのショールーム兼オフィスデザイン事例 ~ショールーム①~
ショールームの床と家具は、アンティーク調のウッド素材を使用して、ネイチャーなイメージを作りました。また、壁は白に統一することで、カラフルな商品が主役として引き立つようにしています。
商品を壁側に寄せて展示することで、限られたスペースを最大限広く使えるようにしています。
北欧スタイルのショールーム兼オフィスデザイン事例 ~ショールーム②~
様々なカテゴリーの商品を展示したり、右奥には創業時の写真を飾ったヒストリーコーナーを設けたりと、来店されるお客様が最大限ブランドを楽しめる空間にデザインにしました。 ヒストリーコーナーの板は1枚1枚が異なる表情を持つ古材を使い、落ち着いた味わい深い雰囲気に仕上げました。
また、役割やテーマの違う各種コーナーが、間仕切りがなくても自然に馴染んでいるワンフロアになるよう、レイアウトやカラー、家具の選び方を工夫しています。
北欧スタイルのショールーム兼オフィスデザイン事例~カフェスペース~
外堀通りに面した開放的なビルの特性を生かして、窓側に大きなカフェカウンターを作りました。窓に面して設置することで、限られた広さのオフィスでもスペースを取らずにコーナーを作ることができます。
また、夜は夜景を堪能できるBARの雰囲気がでるように、ロウソク灯のライトを設置しています。
遊び心のあるシステム開発会社のオフィスデザイン事例~エントランス~
もう一つは60坪のシステム開発会社様のオフィスデザイン事例です。
エントランスは、自社で開発したi-padの受付システムを埋め込み、さりげなくサービスをピーアールしています。大胆なR壁とツヤのある塗装仕上げが、全体的にシンプルで近未来的なイメージを作り出しています。また、物を一切置かないことでスペースをより広く使えています。
遊び心のあるシステム開発会社のオフィスデザイン事例 ~業務スペース~
現状は、ゆとりのあるワークスペースで、ひとりひとりが働きやすい広々とした空間を確保していますが、一方で今後の増員を想定して、大掛かりなレイアウト変更をしなくてもデスクとイスを追加できるようにしています。
遊び心のあるシステム開発会社のオフィスデザイン事例 ~ミーティングルーム①~
壁面全体をホワイトボード仕上げにしています。どこでも書けるようにすることで アイデアをすぐに形に、文字にする習慣がつくこと、そして、ファシリテーターだけでなくミーティング参加者全員に当事者意識を持たせディスカッションを活性化させることに繋げられるのが、この仕組みの良さです。
また、ホワイトボードを置くスペースを確保する必要がなく部屋を広く使えます。
遊び心のあるシステム開発会社のオフィスデザイン事例 ~ミーティングルーム②~
華美なデザインやオフィス家具を取り入れなくても、棚とテーブルの素材をあわせたり、 イスの色やデザインを合わせるだけでも、シンプルお洒落なイメージに仕上がります。 オフィスとの境目は全面透明ガラスにし、会議室とワークスペースの一体感を出しました。オープンな作りはオフィス全体を広く見せることができるだけでなく、
訪問されたお客様の企業に対する信頼感UPにも繋がります。
いかがでしたでしょうか?
空間は使い方次第で大きく見え方が変わってくるものです。
弊社では様々な広さのオフィスをデザインした事例がありますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください。
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