小規模ながらもお洒落で機能的!60坪以下のオフィスデザイン事例5選
“小規模なオフィスなんだけども内装デザインをお願いできないだろうか?”というお問い合わせが最近増えてきています。
以前は、小規模なオフィスであれば自社でレイアウト変更やリフォームを行うという企業が多かったのですが、最近は、広さに限らずおしゃれで働きやすい空間を作りたいと考える企業が増えてきているようです。
実は、小規模なオフィスというのは広いオフィスよりも空間デザインの最適化が難しいと言えます。
そこで今回は、小規模なオフィスへの移転や小規模なオフィスのリフォームを検討されている方向けに、オシャレで機能的な空間を作るための知恵をいくつかご紹介したいと思います。
また、後半では、弊社が実際に手掛けた、60坪以下のオフィスデザイン事例も5社ピックアップしてご紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください!
小規模なオフィスデザインにおいて知っておくと役立つ3種の知恵
小規模なオフィスを広く快適な空間にデザインする上では、ちょっとした専門的知識が役立ちます。
ここからは、小規模なオフィスを作る際の家具の選び方、床・壁・天井内装の決め方、レイアウトのコツなどをご紹介したいと思います。
●小規模なオフィスをオシャレにする工夫
・家具や内装の色味・素材は、統一することでまとまりのある空間になります。
・オフィス家具は、場所によって造作を取り入れることで、無駄なスペースができず、またワンランクアップしたインテリアになります。
・オフィス家具は、オフィス向けメーカーだけでなく一般家庭向けのブランドもチェックしてみましょう。小規模なオフィスの場合は、一般家庭向けの家具の方が、大きさ・デザインともマッチすることが多いです。
・デザイン性を高めたい場合は、壁画アートを取り入れるのもオススメ、場所を取らず、インパクトのある空間になります。
※壁画アートについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
「世界唯一の芸術作品を飾る!ウォールアートを使ったオフィスデザイン」
●小規模なオフィスを機能的にする工夫
・ドアの代わりに引き戸や暖簾を取り入れると空間全体に開放感が生まれます。
・間仕切りやドアは、透明ガラス素材のものがオススメです。自然光が入り空間全体が明るくなります。
・オフィス内のデッドスペースを活かしましょう。コーナー部分や柱間など、場合によっては棚やテーブルを造作することも可能です。
・エントランスは、本当に必要かどうか事前によく検討しましょう。来客が少ない場合は作らないという選択肢もあります。
●小規模なオフィスを広く見せる工夫
・小規模なオフィスにおいて、オフィス家具はできる限り背の低いものを選ぶようにしましょう。
・オフィス家具や壁・床・天井の色は、圧迫感の出やすい黒やブラウンを避けて、白やベージュといった明るいカラーを選ぶのがおすすめです。
・天井は、可能であればスケルトンにしましょう。天井が少しでも高い方が広く見えます。
・出来る限り間仕切りの少ないオープンなレイアウトにしましょう
・座席数は、社員数ではなく、1日の出勤者数や稼働数を元に算出しましょう。特にテレワークを導入している企業は、全社員分設けてもすべて使われていないことが多くスペースが無駄になってしまいます。
小規模オフィスデザイン事例(50坪):白を基調とした爽やか空間
「レイアウトの工夫で10名分の増席を実現したオフィスリフォーム事例」
こちらは、フロアの広さはそのままに10名分を増席したオフィスリフォーム事例です。
無駄になっていたパーソナルスペースを縮小することで実現させました。
内装全体は、白を基調にすることで明るく爽やかな雰囲気に生まれ変わり、また天井をスケルトンにすることで開放感をもたせています。
上記の事例ご紹介ページでは、オフィス全体のレイアウト図も公開していますので、ぜひご参考にご覧ください。
小規模オフィスデザイン事例(30坪):居心地の良いおしゃれな内装
「イメージはニューヨークに佇むカフェ…。お洒落で開放的なオフィスデザイン」
こちらは、内装に様々な素材を組み合わせて洒落感を持たせたオフィスデザイン事例です。
床は、カーペットからリアルな木目色が特徴的なフローリングに変え、柱には、本物のレンガのように濃淡や凹凸が出るブリックタイルを採用、ワーキングチェアやソファにはファブリック素材を取り入れました。
30坪という限られたスペースですが、ワーキングテーブルをランダムに設置することで、自由な居心地の良い空間になっています。
小規模オフィスデザイン事例(18坪):機能性もグッドな洗練された家具
「スターバックスの様なカフェ風法律事務所のオフィスデザイン事例」
こちらは、最近人気の高い「KANADEMONO」という家具ブランドのテーブルを取り入れたオフィスデザイン事例です。
KANADEMONOのミーティングテーブルは、木材の天板と金物の脚を組み合わせたおしゃれなデザインながらも、配線収納という機能性も兼ね備えており、カフェ風オフィスを作るのにピッタリのアイテムです。
ドアやフレームに黒を入れることで、よりスタイリッシュな雰囲気が高まりました。
エントランスから続く廊下の両サイドには、グラデーションシートを貼ったガラス窓を取り入れることで、プライバシーを確保しながらも自然光が入る明るい空間になりました。
小規模オフィスデザイン事例(60坪):開放感のある透明ガラスの間仕切り
「おしゃれなガラスフィルムに注目!開放感のあるオフィスデザイン事例」
こちらは、透明ガラスの間仕切りを取り入れることで、空間をより広く見せる工夫を施したオフィスデザイン事例です。
企業ロゴのシートを貼った社名版はガラス素材で作り、エントランス・ショールーム・会議室までが見通せるような内装になっています。
会議室と業務スペースの間仕切りも透明ガラスになっていますが、目線の高さにデザインシートを貼ることで、ほどよくプライバシーを確保しています。
小規模オフィスデザイン事例(20坪):元々の作りを生かした最小限の内装
こちらは、オフィス物件そのものがデザイン仕様になっているということもあり、必要以上に手を加えず設備を生かした事例です。
キャビネットは背の低いタイプを採用することで圧迫感がでないようにしました。
トイレ・水廻りの入り口は、目隠ししながらも閉塞感を避けるべく、通常のドアではなくウエスタンドアを取り付けました。
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