今、IT企業に人気のオフィスデザインとは？最近の傾向と参考事例5選をご紹介！

IT企業は、オフィスのトレンドをいち早くキャッチする傾向があります。

例えば、コロナ禍以前はペーパーレス化をはじめ、フリーアドレスやABWといった海外の最先端オフィスデザインを採用していました。

また、パンデミック時にはデジタルリテラシーの高さを活かし、迅速にTV会議システムを導入し、スムーズにテレワークを実現しました。

※以前のIT業界におけるオフィスデザインのトレンドは、下記の記事でご紹介しています。「IT企業のオフィスデザインのトレンド～時代の潮流を示す工夫とは？～」

現在、リモートワークを継続する企業が多い中で、IT企業のオフィスデザインに対する要望は以下のような傾向があります。

● 多様な業務に対応できるオフィス
チームワーク、ミーティング、TV会議、集中作業、クリエイティブワークなど、それぞれの業務に適したスペースを設けたいという要望。

● 社員が集まりやすいオフィス
オフィスは業務だけでなく、全社会議や交流会の場としても機能させるために、キッチン、バーカウンター、ソファコーナー、小上がりなどの設備を取り入れたいというニーズ。

● 事務的なオフィスにしない
テレワークが定着する中、出社率を向上させるため、社員が自然と出社したくなるような、おしゃれで快適な内装・インテリアを重視。

ここからは、IT企業に人気のオフィスデザイン事例を5つご紹介します。
コロナ以前の事例も含まれていますが、オフィス移転やリノベーションの参考にぜひご活用ください。

こちらは、“社員同士の交流を活性化させたい”というお客様からの要望を元にレイアウト設計したオフィスデザイン事例です。

40坪という限られた広さですが、窓からの景観が開けた開放的な空間を活かして、下記の4ゾーンにエリア分けしています。

・エントランス＆会議室を含む「体外エリア」
・業務・作業の中心となる「ベースエリア」
・ミーティングやリフレッシュ用の「ニュートラルエリア」
・休憩やランチに適した「リラックスエリア」

※詳細は下記の記事をご覧ください。
「景観の良さを活かした広がりのある空間…開放感のあるオフィスデザイン事例」

こちらは、オフィス内に下記のような、多様な業務スペースを設けたオフィスデザイン事例です。

・固定席（いつでも利用可能）
・ファミレスブース（軽いミーティングやチームワーク向け）
・オープン席（休憩や気分転換用）
・カウンターテーブル（スタンディングワーク用）
・ワークブース（集中作業やTV会議用）

※詳細は下記の記事をご覧ください。
「社員の喜ぶ工夫が満載！スケルトンの天井が開放的なオフィスデザイン事例」

こちらは、自社ビルオフィス内にあるシステム開発部門のフロアをリノベーションした事例です。

集中力が求められる業務環境のため、適度にリラックスできる要素を取り入れ、緊張を和らげる空間を設計しました。

スケルトン天井を採用して開放感を演出するとともに、窓際には個室の休憩ルームを設け、リラックスできる環境を整えました。

また、照明にもこだわり、自然光を最大限に活用しつつ、電球の色を調整することで、落ち着いた雰囲気を演出しています。

※詳細は下記の記事をご覧ください。
「社員が働きやすい環境を整えたい…そんな思いをカタチにしたオフィスデザイン」

こちらは、これまでオフィスで業務を行っていた社員が取引先に常駐するようになったため、レクリエーションスペースへと全面改装した事例です。

真っ白だった壁にはレンガ調のクロスを貼り、温かみのあるレトロな雰囲気へと生まれ変わりました。

さらに、バーカウンターやソファ席を設置し、卓球・ダーツ・ピンボールといったレクリエーションツールも豊富に導入。社員がリフレッシュできる空間を実現しました。

また、全社会議が定期的に開催されるため、卓球台はミーティングテーブルとしても活用できる設計になっています。

※詳細は下記の記事をご覧ください。
「社員が思わず立ち寄りたくなる、遊び心満載のオフィスリフォーム事例」

こちらは、アメリカ・カリフォルニア発のセレクトショップ“ロンハーマン”のようなオフィスにしたいというご要望を元に創ったオフィスデザイン事例です。

おしゃれなヘリンボーンタイルデザインのクロスや、海を思わせるブルーのレンガ調クロスなど、オフィスっぽくない内装を施しています。

什器も、オフィス向けのものをほぼ使わず、「garage」や「「LOWYA」、「Creema」といったデザイン性の高いインテイアショップで選んでコーディネートしています。

※詳細は下記の記事をご覧ください。
「アメリカ西海岸のビーチハウスをイメージしたオフィスデザイン事例」