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【社長インタビュー】 オフィスが開放的になると、社内の風通しも自然と良くなる

今回は“オフィス移転のその後インタビュー”と題して、1年前に拡大移転されたソフトコミュニケーションズ株式会社様のオフィスにお伺いしました。

同社は2021年に居抜き物件へ移転されました。
元の内装を活かしつつ、自社のカルチャーや業務フローに合わせて使いやすいフロアへとアレンジされたオフィスは、広々と開放的で社員の方々が活き活きと働く空間です。

様々な選択肢がある中、移転先としてなぜ居抜き物件を選ばれたのか?
また、移転から1年経った今感じていることや、コロナ禍でのオフィスの使い方などについて、代表の秋葉社長にインタビュー致しました。

目次

ーまずは、貴社の事業内容について教えてください。

【社長インタビュー】 オフィスが開放的になると、社内の風通しも自然と良くなる

弊社は2005年の設立以来、Webサイトの制作・運用・集客をトータルにサポートする事業を展開してきました。
最近は、グローバルサイトの制作や、業務・管理システムの企画開発など、お客様のWeb関連業務を包括的に支援しています。
現在の社員数は27名で、営業課・制作ディレクション課・デザイン課・システム課・管理課に分かれています。

ー今回、移転先として居抜き物件を選ばれた理由を教えてください。

【社長インタビュー】 オフィスが開放的になると、社内の風通しも自然と良くなる

元々居抜き物件を探していたというわけではないんです。
というより、移転自体も頓挫しかけていました。

社員数が増えて手狭になっていたこともあって、当初は広いオフィスに移ろうと物件を探していたのですが、そのさなかにコロナが発生しました。

テレワーク中心になって社員全員分のデスクは必要なくなり、移転自体しばらく先でよいかなぁと思っていた矢先、たまたまこちらの物件を見つけたんです。

間仕切りや壁・床・天井など、ほぼそのまま使える感じで、内装コストもあまりかけずに移転できそうだな・・・と魅力的に思いました。
ただ、別の会社のお申し込みがすでに入っているということで、弊社は二番手だと言われていました。

やはり入居は難しいかなと思っていたところ、様々な理由が重なって弊社が一番手に繰り上がったんですね。
これはご縁だなと思って移転を決意しました。

ー通常の物件と比較した時の、居抜き物件のメリット・デメリットを教えてください。

【社長インタビュー】 オフィスが開放的になると、社内の風通しも自然と良くなる

※↑改装前のオフィスフロアの様子です。

居抜き物件のメリットとしては、やはり内装コストが抑えられることですね。
ゼロからフロアの造作工事をして、壁や床のクロスを貼って、デザインしていくとなると、かなりコストがかかりますので、その分は相当分抑えられます。

一方で、すべてを元のまま使わなければいけないということでもなく、必要ない装飾は撤去したり、逆に追加したりアレンジしたりも自由にできるわけです。

弊社のオフィスで言うと、全体のレイアウトや天井の木目調ルーバー、バーカウンターなどは以前のまま活かしていますが、フロアの中心にあったミーティングコーナーを撤去したり、会議室の間仕切りをアーコンディオンカーテンから防音壁に変えたりといった改装も、要所要所で入れています。

家具についても、必要のないものは事前に前の会社に処分してもらい、転用したいもののみ弊社で買い取っています。
中には、カッシーナ・イクスシーなど、お得に買い取ることができた高級家具もあります。

反対に居抜き物件のデメリットというのは、今のところ特に感じていないですね。

ー全体のオフィス内装を決めていく際に何かこだわった点はありますか?

【社長インタビュー】 オフィスが開放的になると、社内の風通しも自然と良くなる

今回のオフィス内装については、すべて担当の社員に任せる、口出ししないと決めていたので、私からこうしたいと要望を出した部分はありません。
オフィスは社員にとって長い時間を過ごす場所なので、自らで決めて作っていかないと盛り上がらないですし、愛着も持てないんじゃないかなと思ったんです。

会社としてかけられる予算を伝えて、その範囲内であれば好きなようにして良いよと伝えていましたので、御社とのお打ち合わせも、私はZoomで一回参加しただけだったと思います。

※内装に関する詳細は、こちらの事例記事をご覧ください。
「おしゃれなオフィス装飾を活かした、居抜き物件のオフィスデザイン事例」

ーワークへオフィス内装を依頼されたきっかけを教えてください。

【社長インタビュー】 オフィスが開放的になると、社内の風通しも自然と良くなる

今回は3社のコンペでした。内訳は、私の知り合いの会社が1社、担当社員が探してきた会社が1社、そして御社です。
この中で、最終的にどちらにお願いするかについても担当者社員に一任しました。

私に忖度して知り合いの会社を選ぶ必要もないし、自分がいいと思ったところを選んでいいよと伝えたところ御社が選ばれたんです。
提案内容もさることながら、こちらの話をよく聞いてくれたり相談しやすかったりしたことが、選んだ理由なのではないでしょうか。
“自分と感覚が合うな…”“一緒にやりやすいな…”と感じていたのだと思います。

実際御社の仕事は丁寧で、綺麗に仕上げてもらったと私も思っています。

ーオフィス移転から1年が経過した今、感じていることを教えてください。

【社長インタビュー】 オフィスが開放的になると、社内の風通しも自然と良くなる

率直に、移転して本当によかったと感じています。

この1年、混乱する社会情勢の中で社内においても様々な変化がありました。
もし移転を止めていて、前のオフィスのままだったら、昨今の様々な出来事を“あの時足踏みしてしまったせいだ…”とネガティブに捉えていたと思います。
しかし、思い切って広い場所に移転してフットワークが軽くなったおかげで、社内の問題点もポジティブに捉え、乗り越えることができたと感じています。

以前のオフィスから広さが倍になり、同時に家賃もかなり増額しましたが(笑)、社員の会社に対する満足度は、移転後から上がっているように感じます。
人材採用の面でも良い効果があり、面接に来た方から“こんな素敵なオフィスで働けたら嬉しい”と言って頂きます。

会社経営において、オフィス環境は本当に大事なんだなと改めて思います。

内装についてもとても満足していて、1年経った今も、開放的で本当に居心地のよいオフィスだなぁと日々感じています。
このような空間を一緒に作ってくれたワークさんにはとても感謝しています。

ーオフィスの中で特に気に入っていらっしゃる点があれば教えてください。

【社長インタビュー】 オフィスが開放的になると、社内の風通しも自然と良くなる

一番はこの開放感ですね。
エントランスから業務スペース、社長スペースまで、間仕切りなしのオープンなレイアウトが、ゆったりしていて居心地がよいです。
会議室も透明ガラスなので閉塞感がありません。
特に今は、スタッフの半数しか出勤しておらず、72坪の空間を12名ぐらいで使っているので、座席間もかなりゆとりがあります。

あと、「KANADEMONO」でセミオーダーしたワーキングデスクも気に入っています。
こちらは買い取ったものではなく弊社で新しく購入したものです。
KANADEMONOは、サイズ、脚のデザイン、天板の種類などをカスタマイズできるので、スペースや用途に合わせられるのがいいですね。

弊社は、明るい木目天板と少し濃いの木目天板のデスクを作り、床カーペットの色味に合わせて置いています。
またハイカウンターデスクも作っていて、スタンディングワークが出来る環境がある点も、社員に喜ばれていますね。

※「KANADEMONO」家具については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
「品質とコストのバランスが最適!デザイナーがよく選ぶ「かなでもの」とは?」

ーコロナ禍での働き方やオフィスの活用方法を教えてください。

【社長インタビュー】 オフィスが開放的になると、社内の風通しも自然と良くなる

弊社では、実はコロナ前からフレックスタイム制を導入していました。
11時~16時がコアタイムとなっていて、それ以外は自由に業務時間を決めることができるというルールです。
フレックスタイム制になってから、スタッフの生産性がかなり上がったと思います。

そしてコロナ後は、完全テレワークになっています。
最近は、約半数の社員がオフィス出勤、もう半数がテレワークと言った割合ですね。
座席も、以前は制作島と営業島に分かれて座っていたのですが、今は完全フリーアドレスになり、ミックスされてみんな好きなところで業務しています。

ただ完全テレワークになった当時、頑張っている人と頑張っていない人が分かりづらくなるということがありました。

そこで、自社開発の業務管理システムを導入し、今行っている業務内容、業務にかかっている時間、それによって生み出される利益というのを社員一人一人数字で見えるようにすることで、頑張っている人をきちんと評価できる仕組みを整えました。

また弊社の業務は、一つのプロジェクトに営業・制作ディレクション・デザイン・システムと複数の課が関わるチームワークなので、協力体制がとても大事です。
コロナ禍でもコミュニケーションが希薄にならないように気をつけています。

社内飲み会や社員旅行などイベントも開催していて、社員旅行はコロナ禍でさすがに停止していたのですが、社員の方から“ぜひ再開して欲しい”という声が上がってきたので、今年は開催する予定です。

ー移転から1年経った今も綺麗ですが、普段どのようにクリーニングされていますか?

【社長インタビュー】 オフィスが開放的になると、社内の風通しも自然と良くなる

オフィス内の掃除は専門業者に依頼していて、週3回床のクリーニングとゴミ捨てをお願いしています。
その他の日は、毎日社員がゴミ回収をしています。

以前は、すべての掃除を社員が行っていたのですが、テレワークになってオフィスに出勤している人にだけ負担が偏っている…という声が上がってきたので、専門業者にお願いすることにしました。

またフリーアドレスなので、業務終了後はデスクの荷物を綺麗に片付けてから帰るルールになっています。
個人ロッカーがあるので、個人の荷物はそこに収納しています。

ー今後オフィスにおいて改善したい点はありますか?

【社長インタビュー】 オフィスが開放的になると、社内の風通しも自然と良くなる

移転から1年経って、床カーペットや壁などの細かい汚れが気になってきたので、クリーニングしたいなぁと思っています。
1年に数回、ワークさんに定期的にオフィス全体をチェックしていただいて、メンテナンス・クリーニングすべき場所などをご提案してもらえると嬉しいです。

あとは、観葉植物などのオフィスグリーンを増やして、リラックス要素を増やしたいですね。

今後も毎年増員していく予定なので、また座席のレイアウトなどでご相談することもあるかと思いますがその際にはよろしくお願いします!

(編集部より)
今回は、居抜き部件のオフィスデザインという弊社でも珍しいケースでしたが、1年後も快適に使われている様子を拝見してホッとしました。
また、元気よく挨拶して下さったり、気さくにお話して下さったりする社員の方々にお会いし、同社に根付いている素晴らしい企業文化に触れて感動しました。

この度は、お忙しい中インタビューにお応えいただきありがとうございました!

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