モルタル調の壁が特徴的 スタイリッシュなオフィスデザイン事例

増員に伴うオフィス移転で、より広々とした新オフィスへ

50坪から67坪、23席から37席へ拡大。オフィス移転プロジェクトをワークがご支援

今回は、増員に伴うオフィス移転とのことで、広さは50坪から67坪へ、座席数は23席から37席へと拡大されました。

当初、お客様からは「間仕切りの造作工事」と「エントランスのサイン」のみを依頼されていたのですが、最終的には、「エントランスの床の貼り替え」と「受付カウンターの設置」も追加して実施することとなりました。

「電気・LAN工事」や「引っ越し作業」はお客様ご自身で手配されました。

クールでかっこいい雰囲気のエントランス空間

重厚感のあるテイストを一新し、クールなデザインへ。進化したオフィスの入り口

こちらはエントランスです。
以前のオフィスエントランスは、重厚感のある濃い木目調のテイストだったのですが、今回は一転、クールでかっこいい雰囲気のエントランス空間になりました。

床は、明るい色味の木目調タイルを斜め貼りしています。

エントランスの雰囲気を引き立てる、モルタル調クロスの採用

モダンな雰囲気を醸し出すモルタル調クロスでエントランスを彩る

正面の壁のクロスは、グレーのモルタル調のデザインのものをお客様に気に入っていただき採用しました。
こちらのクロスがエントランスデザインのベースになっています。

グレーのモルタル調クロスになじむ透明ガラスのカウンター

来社される方の使いやすさも考慮したカウンター配置に

電話を置いたカウンターは、透明ガラスのものを壁にはめ込みました。
ビルの構造上、入り口部分がスロープになっているため、来社される方のお足元が不安定にならないよう、電話台は業務スペースに続くドアの横に設置しました。

ヘアライン仕上げのスタイリッシュな社名版

リッチで落ち着いた風合いで、へアライン仕上げのステンレス社名版

社名版は、企業ロゴをヘアライン仕上げのステンレスで切文字にし、ピン立てしています。
ヘアライン仕上げとは、ステンレスを一方向のみで研磨して、髪の毛ほど細く長い筋目を作る技術のことです。ヘアライン仕上げにすると、ステンレスそのままよりも光沢感が抑えられ、金属の質感がはっきりと見え、リッチで落ち着いた風合いを作ることができます。

照明を区切らない間仕切りで明るい空間を演出するオフィス空間

お客様のレイアウトをベースにアレンジを加え、快適な職場空間を実現

オフィス全体のレイアウトは、元々お客様にて作成されていたものをベースに、席の間隔、天井・壁との干渉などを弊社にて検証させていただき、少しアレンジして設定しました。
特に間仕切りは、照明とのまたぎを減らせるように調整しています。

業務用のテーブルやオフィスチェアは、以前のオフィスのものを転用しています。

モルタル調のグレーが、落ち着きある空間を演出する会議室

モルタル調のクロスに味のある木材チェアが映える会議室レイアウト

こちらは会議室です。
壁は、エントランスと同じグレーのモルタル調のクロスを採用しました。
モルタル調とは、コンクリートのような素材感とほどよい色の濃淡が再現されたデザインのことで、壁などに取り入れることで、意匠性の高い空間を作ることができます。
色味は、今回のようなグレー系のものから白、茶色、ベージュなど様々な種類があり、雰囲気に合わせて選ぶことができます。

床のカーペットやテーブル、チェアなどのオフィス家具は、以前のオフィスのものを転用しています。

コスト削減とデザイン性の両立！工夫が生んだプロジェクト

コスト削減しつつ、原状回復も視野に入れたオフィス移転プロジェクト

今回は、オフィス移転スケジュールがある程度決まっていたということもあり、計画的に進める必要がありました。
＜お客様からのご要望＞
・2月より新オフィスに入居契約開始
・2月中に移転完了希望
・2月27日引っ越し

＜実際の総スケジュール＞
・前年11月にお問い合わせを頂く
・翌年1月に正式に発注頂く
・1月中にオフィスレイアウト・デザインを相談・決定
・2月12日~24日で工事完了
・2月27日引っ越し

全工程が当初のスケジュール通り進み、予定どおりに移転プロジェクトを完了することができました。

デザイン性とコストを意識したプロジェクト

今回は、デザイン性を意識しながらもコストを抑える工夫を施したプロジェクトとなりました。

例えば、完全防音の必要がない部屋については、天井上部を開けておくことで防災工事を省略できるようにしたり、窓際のブラインドについては、既存の備品をそのまま活用することで、次回移転する際の原状回復工事費用を削減できるようにしたりしています。

一方デザインについては、モルタル調のスタイリッシュなタイルを取り入れたり、ヘアライン仕上げの社名版を導入したりすることで、以前のオフィスとはイメージを一新させることができました。