企業ロゴやカラーを使ってブランディング 一体感のあるオフィスデザイン事例
今回は、自動車部品の開発・製造・販売事業をグローバルに展開されていらっしゃる外資系企業様のオフィスデザイン事例です。
事業拡大に伴ってオフィスも日本橋本町一丁目ビルへ移転されるとのことで、弊社ホームページへお問い合わせをいただきました。
オフィスのデザインやレイアウトについては、まず弊社オリジナルのヒアリングシートにご要望をご記入頂き、そちらの内容を元にご提案させていただきました。
完成したオフィスは、お客様のコーポレートカラーであるライトブルーや印象的な企業ロゴ、お取り扱いの商品のグラフィックをふんだんに使った、企業アイデンティティを感じさせる空間になりました。
オフィスを通じて、企業ブランディングを高めたいとお考えの方に、ぜひご覧頂きたいオフィスデザイン事例です。
広スペースに企業アイデンティティを表現したエントランス
企業ロゴとグループロゴが企業アイデンティティを象徴するエントランスデザイン
こちらはエントランスです。上段は真っ白な壁にすることで企業ロゴ・グループロゴを目立たせて、電話カウンターから下の下段は、リアルな天然石を施しダイナミックなデザインにしました。
右奥には、同社が各自動車メーカーのために開発・製造・販売されている自動車部品が展示されています。
全面ガラス貼りで自然光の降り注ぐ開放的なフロアは、ショールームとしても最適な場所、居心地のよい空間になっています。
お客様が提供する製品を展示して企業の取り組みとガラス貼りで自然光を取り入れて開放感を演出
こちらは、世界中に点在している拠点の写真です。グループとしての一体感を感じさせます。
グループ企業を世界地図で表現したエントランスの写真
グループ企業の場所を示すことで企業だけでなくグループとしてのアイデンティティも表現
写真の隣には、世界地図で拠点場所を示しています。
鮮やかなブルーにイエローで一体感のある打ち合わせスペース
企業カラーのブルーに合わせた鮮やかなイエローでオフィス家具を統一して一体感を演出
奥にはこだわりの打ち合わせスペースを作りました。
コーポレートカラーと同色の既成品を企業ロゴの形に切り取って、オリジナルラグを製作しました。フローリング部分をラグの形にくり抜いてはめ込んでいるため、床には段差がありません。
イスの鮮やかなイエローは、ラグのコーポレートカラーを引き立てています。また、企業ロゴのラウンドフォルムにマッチした、丸みのあるイス・テーブルも、ラグの内側にキレイに収まっていて一体感があります。
コーポレートカラーのイエローのペンダントライトを採用
上部のペンダントライトも、同社のコーポレートカラーに近しいものを既成品で見つけ、合わせて設置しています。
エントランスで使用しているパブリック家具は、”SOGOKAGU”のものです。SOGOKAGUの家具は本来飲食店やカフェ用に作られているのですが、デザイン性が高いため、オフィスのエントランスやリフレッシュスペースの家具としても活用しやすいです。
室内を明るく広々と演出させる会議室のドア
フルハイトのガラスドアにすることで壁との一体感と開放感を演出
会議室は天井の高さを生かしたフルハイトのグレーのドアです。
フルハイトにすることで、壁との一体感が生まれます。
ドアのデザインに合わせたシンプルな会議室のサイン
木の色とサインの色をシンプルにしてドアとの協調性を実現
ドアに合わせた木の色とサインはお客様と選びました。
国際性を感じさせるグラフィックのある会議室
国旗のグラフィックシートで企業の国際性を表現
企業アイデンティティを再現したグラフィックシート
お客様が開発されている製品を壁一面のグラフィックシートで全面的に表現
大迫力のグラフィックシートをつかった会議室デザイン
明るさを取り入れる窓とグラフィックシートで迫力のある会議室を実現
3つの会議室には、同社の開発製品のグラフィックシートを貼っています。こちらはお客様から支給していただきました。
壁一面に貼られているいると迫力満点、また、全会議室に窓があるため明るく開放感もあります。
ブルーの表現方法を少しづつ変えたオフィス家具のカラー
執務室のドアやオフィス家具のブルーはカラーバリエーションを持たせて表現
L字スペース×仕切りなしで広スペースと一体感を表現
座った時に目線が隠れるに高さを設定しているため業務に集中できる設計
こちらは執務室です。コーポレートカラーであるブルーを使って統一感を出しているのですが、同じブルーでも、ライトブルー、ディープブルーなどといったカラーバリエーションをもたせている点に遊び心があります。
執務室のオフィス家具は、お客様とオカムラショールームを訪れ、一緒に選ばせていただきました。
一人一人にL字の広いスペースを確保し、対面しないよう背中合わせのレイアウトになっていますが、個室ブースにしないことで孤立しすぎない開放的な雰囲気も保たせています。
座った時に目線が隠れる正面のパーテションも、程よい高さです。
PCエリアと気持ちを切り替えられるリフレッシュスペース
気持ちを切り替えられるPCエリアと目線が合わない高さのイスを採用
こちらは執務室内に設置されたリフレッシュスペースです。
座った状態では、PCエリアと目線が合わないようになっています。
家具は、エントランスと同様のパブリック家具をセレクト、コーポレートカラーのブルーを中心に落ち着いた色味でまとめました。
一部お客様ご自身でアレンジして頂いています。
お客様のアレンジを加えた和要素のあるオフィス家具
日本を感じさせる竹林グラフィックのデザインにお客様が加えた国旗でユーモアを表現
奥の竹林のグラフィックは日本を感じさせるデザイン、弊社にてセレクトさせていただきました。
対面には、同社の拠点国の国旗が並べられており、遊び心のあるコントラストですね。
透け感のあるロールスクリーンでプライベート空間を作ることで、リラックス効果を上げています。
多様なコミュニケーションが取れるスタンディングカウンター
お知らせを書いたり見たりできるホワイトボードを設置してコミュニケーションを活性化
こちらは休憩用のスタンディングカウンターです。奥の壁はホワイトボードになっており、お知らせを貼ったり、直接メッセージなどを書き込んだりできます。
相手の目線に合わせてテーブルの高さを調整できるテーブルを採用
ボタンで高さを調節できるテーブルで細かい調整も可能
社内ミーティングエリアや役員室には昇降式のテーブルを採用しています。こちらはオカムラのものです。
今回ご紹介したオフィスデザイン事例のように、コーポレートカラーや企業ロゴ、開発製品などをオフィスの随所に散りばめる方法はブランディング効果抜群、一体感のあるオリジナリティ溢れるオフィスに仕上がります。
- お客様
- BOS Automotive Japan株式会社
- 業種
- 自動車関連部品メーカー・開発・生産・QCDM
- 工事範囲
- 内装工事・間仕切り工事・家具工事・電気工事・電話LAN工事・引越し・サイン工事
- 坪数
- 設計打合せ
- 6ヶ月
- 工事期間
- 1ヶ月
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