優しいグリーンでまとめた、40坪のアットホームなオフィスデザイン事例
今回は、海外に輸送するコンテナの販売・レンタル事業を行っていらっしゃる外資系企業様のオフィスデザイン事例です。
入居して10年以上になるオフィスを一新し、より働きやすい環境に整えたいとのことで、弊社ホームページへお問い合わせをいただきました。
広さ40坪の空間で6名の社員(改装時)が業務を行うオフィスは、一人一人の働く環境を大切にしつつ、アットホームで落ち着いたオフィスに仕上がりました。
少人数向けのレイアウトやアットホームなインテリアを検討されている方に、ぜひご参考にしていただきたいオフィスデザイン事例です。
船の鋼板が印象的なシャープで印象的なエントランス
印象的なデザインで迎え、新たなビジネスの可能性が広がるエントランスフロア
こちらはエントランスです。
元々は執務スペースとの境目ドアがなかったのですが、今回のオフィスリフォームを機に、独立したエントランスフロアを構築しました。
正面には、同社のお取り扱い商品の一つである船の鋼板を設置、シャープで印象的なデザインになりました。サイドテーブルのガラス素材との相性もバッチリです。
LEDライトで浮かび上がるように光る社名のサインロゴ
LEDライトが創る光の演出、ビジネスの魅力を引き立てて煌めくアイデンティティ。
正面に貼った社名のサインロゴには、LEDライトを内蔵しています。コンテナから浮かび上がるように光る仕掛けがカッコイイです。
明るく落ち着いた印象の会議室にリニューアル
元の家具を活かしつつ、開放感や明るさをプラスしたリニューアルを実現。
こちらは会議室です。以前のオフィスから使用されていたイトーキの家具を設置しています。壁は透明ガラスで開放感を保たせつつ、目隠しとなるすりガラスでプライバシーを確保しています。
床の絨毯も貼り替えをしてイメージチェンジ、明るく落ち着いた印象になりました。
グリーンの壁が印象的なコミュニケーションがとりやすい執務室
一人ひとりが広々としたスペースで業務にのぞめるL字型デスクを採用
こちらは執務室です。一人一人のデスクは1800㎜×1800㎜のL型を採用しました。
また、コミュニケーションがとりやすく、手元が隠れる高さ1200㎜のローパーティションを正面に設置、程よいプライバシーを保っています。
空間全体が落ち着いたアットホームな印象にするオカムラ家具
グリーンのアイテムが彩る、リラックス&プロダクティブな職場空間
執務室は、お客様と相談してグリーンで統一しました。
心理学的な教えによると、グリーンは人に安心感や癒やし、リラックスといった効果を与えるそうで、コーポレートカラーとして使用する企業も多いそうです。
目に優しいという点でも、オフィス空間のカラーにぴったりですね。
今回のオフィスデザインでは、壁、イス、時計・事務用品も同色のグリーンのアイテムでコーディネイト、空間全体が落ち着いたアットホームな印象にまとまっています。
設置しているオフィス家具は、オカムラのものを採用しています。
癒しと効率が交わるグリーンのオフィス小物
癒しと生産性が交わるグリーンのオフィス小物で統一
曲線フォルムがおしゃれな「PLUS」のパーティション
「PLUS」のスタンドパーティションは、程よい高さと設置場所を変えられる軽さが魅力。
こちらは執務室内に設置した、ミーティングコーナーです。曲線フォルムがおしゃれなスタンドパーティションは、PLUSのものです。
こちらのタイプのパーティションは、程よい高さがあり軽いので、持ち運びが簡単です。また、設置する場所も自由に変えられます。ただ、防音性はないので完全なプライバシーを確保すべき場所には適していません。
オブジェがアクセントのモダンな社長室
黒とゴールドの組み合わせがおしゃれなオブジェでモダンな社長室へ
大型船の模型をディスプレイした社長室
船出する未来、リーダーシップを象徴する社長室のディスプレイ
社長室
コンテナを乗せた大型船の模型をDISPLAYしています
「IKEA」で統一したパントリーコーナー
パントリーコーナーはオフィス奥や独立エリアがオススメ。イメージを壊さないレイアウトを。
オフィスデザインの盲点、OAコーナーとパントリーの重要性。
OAコーナーとパントリーのレイアウトアイデアは快適なオフィス環境の重要要素。
こちらはパントリーコーナーです。
食品やコーヒーメーカー、ポットなどを収納しているキッチンカウンターは、IKEAの商品で統一しました。
ご自身でオフィスレイアウトを考えられる際、OAコーナーやパントリーには注意が必要です。どうしても、業務スペースを中心に考えて、OAコーナーやパントリーは空いたスペースに詰め込みがちですが、実際に業務を稼働し始めてから場所の重要性に気づく、意外な盲点なのです。
まず設置場所については、オフィスの奥や独立したエリアなどに設けるのがオススメです。OA機器は事務的な要素が強かったり、パントリーは生活感が出やすかったりと、空間の雰囲気に影響を与えます。
オフィス全体のイメージを壊さないよう、レイアウトを工夫しましょう。
特に、パントリーについては、収納しなければならない食器類や小物の量を把握した上で、きちんと収まるキッチンカウンターを選びましょう。また、ゴミ箱についても区町村のゴミ分別方法やビルによって指定されている場合が多いので、雑多な感じにならないようまとめて設置できる場所を考える必要があります。
最近では、ウォーターサーバーを設置されるお客様も多いと思います。ウォーターサーバーは、ストックの設置にかなりのスペースを必要としますので、レイアウトを考える際には考慮するようにしましょう。
また、両コーナーとも比較的人通りが多い場所となりますので、デスク位置との距離感にも注意が必要、近くのデスクに座る社員の業務の妨げにならないよう配慮が必要です。
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多くの場合、オフィスリフォームを行っている間、お客様は一時的な仮オフィスに移動されて業務を行われるのですが、今回は、同じ場所で業務を続けながら工事を行いました。
メインの執務エリアを工事している間は、会議室を業務スペースとして使っていただき、エントランスやトイレ、OA機器といった日々必要な設備へは、移動動線を確保してご協力いただきました。
このような“居ながらにして全面オフィスリフォーム”の方法については、下記の記事にも詳しくまとめていますので、ご興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。
http://work-design.co.jp/blog/detail.php?id=392
- お客様
- 株式会社トライトンインターナショナル
- 業種
- コンテナの販売・レンタル
- 工事範囲
- 内装工事、家具工事、電気工事、サイン工事
- 坪数
- 40坪
- 設計打合せ
- 3ヶ月
- 工事期間
- 1週間
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